20180422

The Post


面白かった。

社会派ドラマで、スピルバーグ監督で、トム・ハンクスだから、
単にオスカー狙いにいってるだけの作品だと思ってたけど違った。

ところどころで実際の通話録音を使っているところとか。
録音に合わせて芝居してるところとかは、ちょっと笑ったけど。
信憑性持たせたい意図は理解できるけれど、
窓辺からのぞくニクソンの芝居が下手くそ。

ポストでの出来事が物語の中心だから仕方ないけれど、
最初にすっぱ抜いたタイムズの扱いが雑じゃないかなと思った。
政治的スタンスとか、そういう別の理由があるんだろうか。

「Nickson is a sun of a bitch!」のセリフには大笑いしたけど、
受けてるのが私だけだったのは悲しかった。

しかし、なんだこの邦題は。
ペンタゴン・ペーパーズはいいよ。実際の呼称だし判り易いから。
最高機密文書なんてマヌケな副題要るか?

Darkest Hour


面白かった!

史実的なツッコミどころは別として。

全編にわたって、ゲイリー・オールドマンのワンマン・ショーを観ている気分。
まず、声やしゃべり方、姿かたちが似ていること。
スピーチなんかYoutubeで聴くと、そっくりで驚く。
つぎに、あれだけマスクでベタベタにメイクしているのに、
表情や感情、心理的葛藤なんかの芝居が素晴らしかった。

メイク。
目元だけが、やっぱりゲイリー・オールドマン。


インタビュー。

20180331

Coco


楽しかった。

珍しく邦題が上手についてて関心した。
欠点少なくなるように作ってあるなって感じ。
かえって、同時上映の『アナ雪』の短編が邪魔。

相当練ってあるなーって感じ。
軽く「千と千尋?」って感じもありつつ。

これ見て「泣いた~」とかいってる人達のうち、
何人が毎年お盆と彼岸に墓参り行ってんのかね。
そう考えると滑稽。

Valerian and the City of a Thousand Planets


つまんなかったー。
びっくりした。

主演の二人のイモ芝居を2時間超見せられるのはキビシイ。
なんであれでOK出したんだろ。
スポンサーの意向?
原作モノだから辛うじて筋の通ったストーリーラインだけど、
ラノベ原作の深夜アニメのような薄いプロット。
つっこんだ制作費に見合った豪華で見応えのあるCGが、唯一よかった。
リアーナがポールダンス踊るシーンも素晴らしいけれど、
フィフス・エレメントでやったじゃねーか、それ。

ジェームズ・キャメロンが"Avatar"で起こしたパラダイム・シフトが凄いのは解る。
あれ以降と以前ではクリーチャー1つでも大違いになった。
そう考えると、影響を受けるのはどうしても避けられないのはわかる。
だとしても、もうちょっと工夫しなきゃダメだろ。
クリエイターとしてどうなんだろ、リュック・ベッソン。

20180325

Shape of Water


面白かった~。
デル・トロ作品のファンだっていう贔屓目もあるかな。

ギレルモ・デル・トロのオスカーの作品賞と監督賞を獲った作品。
出てくる半魚人は『Creature from the Black Lagoon』(1954)に似た顔。

単にロマンチックであったり、愛を描いた作品ではないのがいい。
クリーチャーの見た目のグロテスクさと、
人間の本質的なグロテスクさを対比的に描いているあたりは好き。
ストーリーの展開は、わかりやすくて、ある意味古典的。
でも、そのおかげでクリーチャーの表情なんかが、とてもよく描かれていた。
中の人のダグ・ジョーンズは『Hellboy』のエイブ・サピエン役。
彼ありきで、この作品作ったんじゃないのかな。
『Hellboy』のときも、ロン・パールマンにあくまでこだわっていたし。

しかしなんでサリー・ホーキンスなんて年増使ったんだろう。

The 15:17 to Paris


ん~。
どしたもんだろね。

無理やり1本に仕上げてるけれど、さすがに無理がある。
事件のシーン以外いらないよ。

イーストウッドが描いたタリス銃乱射事件。
主役3人を本人たちに演じさせるという前代未聞の作品。
驚いちゃったよ、イーストウッド師匠。
「どこにでもいる普通の若者がヒーローだった」
って描きたかったんだろうけれど、
そもそもお芝居できない素人じゃ、観ててキツイって。
ところが、当事者が再現してるから、シーンに妙な説得力があったりする。
だから「まったくつまんない」わけでもなかったりする。

乗務員が乗務員室に逃げ込み、扉を施錠して閉じ籠った件はスルーされてたw