20060823

A summer day

駅まで歩いていると、半キャップ被った女の子が、
なきみそ蛙になりながら、単車すっ飛ばしてた。
何かあったんだろうけれど、死んじまうぞ。

電車に乗ると、向かいに座っているお姉さんに、
アブが "好き好き" をしていた。
微笑ましい光景に笑顔で応えると、
何故か半分涙目になった目線が返って来た。
どうも助けて欲しいらしい。
手伝いにアブを受け取ろうと手を差し出したけれど、
アブはどうも俺をお気に召さないご様子。
仕方ないので窓を開けて、お姉さんの手を引き、
優しくデコピンして窓の外に放してやった。
安物の映画ならここで恋でも芽生えるんだけれど、
そこは現実の寂しいところですわな。
終点まで爆睡。
なにもなし。

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