20090505

museam

阿修羅展行って来ました。
混んでた。60分待ちなんて初めて。
乾漆造の天平仏を堪能。
表面の細工や装飾の跡なんか贅沢ですな。

本館の特集陳列に大好きなガンダーラ仏があった。
やっぱいいですな。ガンダーラ仏は。
立体造詣のダイナミックさに心奪われます。
シルクロードを経てやって来た、
どことなく平面的な日本の初期の仏像とは違って、
何かこうガツンとくる感じ。
も~堪らんですな。
どんな夢でも叶う気がする。
どこにあるか知ってるけれど危なくて行けない。
外務省の渡航情報じゃ退避勧告でてたりする。
その国の名はガンダーラ。どこかにあるユートピア。

4 comments:

じーさん@とおりすがり said...

上野の国立博物館東洋館にはいったことありますか?
あそこの仏像を見ていると、ギリシア彫刻の流れを引いたガンダーラ仏像が東へ移るに従って東洋系の顔立ちに移りゆく過程が楽しめます。
他文化圏への文化・技術・思想の移転の実例を目でもって感じさせてくれるので、とっても楽しいっす

じーさん@通りすがりから戻ってきて said...

って、国立博物館の展覧会だったのね。
失礼しましたん。

ちゃんとリンク先を見ろよ>自分。

mono said...

仏像はわからんなあ。
でも阿修羅像とか仁王像は好き。
能面とかも般若とか悪官?とか
見てて楽しいな。

っていうか怖いのが格好良く思う事が
すげーガキっぽいと今わかったw
でも狛犬とか鬼瓦とか最高よ?

あ、仏像から離れ過ぎてるかww

visnu said...

>shotaさん
わーい。じーさんだー。
ちょうどリンクの展示が仏像の変遷を追っていく形だったので、経過した時間と場所の影響が判り易く想像できて楽しめました。
シルクロード経由の文化って最近になっても新発見だの新説だの出てくるので面白いっす。


>monoさん
昔のって神業クラスの名人芸が普通に使われてたりして楽しです。
「これどうやって作ったんだ?」ってのに出くわすとゾクゾクきちゃいますw