20100726

cinema

必死剣鳥刺し
2010東映/114min./1.85/SRD

つまんなかった~。
せっかく大好物のハードボイルドな時代劇なのに!!
「ああすればいいのに」「こうしたらいいのに」と、
観た後にあれやこれやと思いついた訳から、
そういう意味では面白かった映画だったのかも。
「あーあ。もったいねー」って思ったのは、
原作未読な所為だからかもしれない。

以下は主観に基づいた妄言。
これは絶対に時系列に沿って展開すべき物語。
「開けんと思うなら先ず閉じよ」の例え通り、
経緯を観客側に「鬱積」として蓄えていかないと、
後半のカタストロフィが活きない。
見たところチャンバラのシーンに一番力を入れているのから、
やはりその他のシーンに「タメ」が無いと。
平山監督のテイストとテンポを活かすなら、尚の事。
あと女優の人選が気に入らない。
好み云々じゃなくて登場人物像に合致してない。
特にヒロインの里尾と、連子に関しては、
全然わかっちゃいない!
と、俺如きが思いましたとさ。



アデル Les aventures extraordinaires d'Adèle Blanc-Sec

2010アスミック/105min./2.35/SRD

微妙。
つまらなくはないんだけれど、面白くもない。
「天丼」ばかりだと腹にもたれるっつの。
あのフランス人(笑)は何本撮っても、その辺のさじ加減を覚えないよね。
まあその辺の事は興収が如実に物語ってんだろうけれど。
地元では入ってるのに日本じゃ伸びないって意味ね。

※天丼
演芸用語。天丼にエビが2本乗っている様に、
同じギャグやボケを繰り返して笑いをとる手法。

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