20110424

Okamoto Taro ― The 100th Anniversary of His Birth


北の丸公園に行ってきた。
初めての"生"岡本太郎を見て、
「あ、このオッチャン理系だ」と思った。
冷静な、引きや俯瞰で見ている、観察者の視線みたいなのを感じた。
なにやらちょいちょい病理が見える風に描いてあったりして、
「狙ってるなー、これ」って思うんだけれど、
不思議と鼻につかず、いやな印象も受けなかった。
多分、その辺りの事も、解っててやってるんだろうな、と思った。
ピンとくる絵は2~3作品程度しか無かったけれど、
色づかいやら線のタッチやらは好きで、楽しかった。

はは。実に生意気な物言いですな^^;

一周見終わったあたりで13時。
館の入り口を見たら行列をなしててびっくり。
ナイスタイミングだったみたい。
館内で↓これがかかってて笑った。


その後、上階の常設展示へ。
特に面白いモノもなく、ぼけーっと眺め越す。
その中で唯一、松林桂月の『春宵花影図』が素敵過ぎて見惚れた。
リンク先のJPGだと画素の荒さがじゃまをして、
素敵さが損なわれてる。残念。

続いて、少し離れた東京国立近代美術館工芸館へ。
『旧近衛師団司令部庁舎』の中が工芸館。
でも建物そのものの方が興味深かったw


そのまま北の丸公園を散歩。



田安門を抜けて神田神保町へ向かい『ろしあ亭』で夕食。
お陰様で実に楽しい一日でした。

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