20110814

「空海と密教美術」展

お盆の帰省で都内から人が減るのを利用して上野へ。
「空海と密教美術」展へ行ってきた。
普段の土日の混雑に比べたら、ゆっくりと見られた方なのか知らん。

今回の展示は国宝率が高かった。

空海の渡唐前の書簡の筆跡が「気が強そうな感じ」に見えた。
後の立派な筆跡と見比べて「若さの勢い」みたいなのかなと。
なにやら妙な親近感が湧いた。恐れ多いっつの。

今回のメイン、東寺の国宝クラスは見応え十分だった。
やっぱこの時代のダイナミックな肉感はファンタスティック。
お気に入りの降三世明王は今回足が痛くなるまでじっくり拝観。
やっぱかっこいい。
大威徳明王の異次元な感じも素敵。仏ってよりエイリアン。
持国天の表情は絶品。
帝釈天の象は「象を見た事無い奴が作った」感じがモロ出てて、
苦心して立体を作り上げてる感じが出てて面白い。

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