日輪の遺産
2011角川/134min./V.V./SRD
ん~。なんかイマイチ。面白くなかった。
原作未読。
なんか話が上滑ってて上辺だけで進んでいく感じで、
観ていても観た後も手応えがない余所余所しい感じ。
工夫しないで言うと「下手糞」って事。
うーん。
この監督と俺の感性が合わないだけなのか。
画の視点が高いのが悪いんだろうと思う。
監督かカメラマンの好みなんだろうけれど、
全般的にカメラの視点が高すぎるな、という印象。
だから嘘臭く上滑った画に感じたのかな、と。
この映画なら級長の視線の高さがメインだろうから、
多分高すぎるんだろうと思う。
成人男性の胸の高さくらいで撮ったら変わってたかもしれない。
あと焼け野原の東京を自転車で行くカットの引きの俯瞰。
あれだけにするならせめてもっと引いた、
遠くまで見通した画した方が良いんじゃないかな。
一見無意味に思える引きや俯瞰の画から、
観てる側は画面とストーリーの奥行きを感じたりするもんだから。
特に今回は代わり映えのしない画が続く訳だから。
変な煽りを入れて泣かそうとしてこなかったのは好かった。
単に本が下手糞だっただけかもしれないけれどw
役者の芝居は好かった。
麻生久美子を久々に観た気がする。
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