20111024

Harakiri : death of a samurai

一命 Harakiri : death of a samurai
2011松竹/126min./2.35/SRD

普通に楽しめた。
残念ながら『切腹』の方を未見。

海老蔵の芝居とはとんと縁がなくて、これが初見。
思ったより芝居上手いじゃん。
声の張り方が舞台用のまま切り替えられてなかったりとか、
赤ん坊の寝る板の間を勢いよくドカドカ歩ったりとか、
突っ込みどころはそこかしこにあったけれど。
子供が小さい時分と、孫ができた時分で、
態とらしい老けた芝居を付けていなかったのは、
あれは意図したもんだろうと思うけど、買いかぶりすぎ?

でまあ、そんな成田屋の芝居なんかどうでもいいくらい、
娘役の満島ひかりの芝居が好かったので驚いた。
今回はちょっとやり過ぎてるシーンとかあったけれど、
こんな若手がいやがったとは知らなかったわいな。

今回は松竹の偉い人とか沢山名前が出てたからかな。
三池映画にしてはグロテスク表現が大人しくて好かった。
俺はアレが大嫌いなので。
にしても三池さんは欄間舐めて撮るアングル大好きよね。
あのアングルは俺大好き。

ヨーロッパのセールスだか賞だか意識した所為らしいけれど、
3Dにする必要ないよねコレ。
でも時代劇を3Dで初めて撮ったって点は、とても重要。
3Dのチャンバラとか、物凄くイマジネーション広がる世界!

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