20120701

Midnight in Paris

ミッドナイト・イン・パリ Midnight in Paris
2011/94 min./1.85/SRD

面白かった。

オスカーの脚本賞を獲った作品。
ストーリーの展開を尺内に上手に割り振って納めてあったけれど、もっと長い事観ていたいなと思った。
ファンタジーなロマンチックコメディの展開だけれど「恋の都パリ」というテーマをきっちりおさえて演出に力入れてるあたり流石だよなぁ。

毎度おなじみの「胃の弱い神経質な男」っぽい印象のウディ・アレン映画とは違った感じで面白かった。
あたりの柔らかい画面構成とか、ひと味ふた味気がきいた遊びを足してくる感じとか、その辺はいつも通り健在。毎度そのあたりが神経質な印象を受けるんだけれど、今回はそんな風には感じなかった。

レイチェル・マクアダムスは芝居なんだか地なんだか判らなかった。あの「クソアマ」っぷりは見事なもんだった。なまじ美人なもんだから「顔が整ってるからって調子にのりやがって」補正がかかって、ムカつき度合いに拍車をかけてた。脚本や演出の意図なのか、彼女のパーソナリティに役が偶然合致したのか。
どっちであっても納得するわw

オーウェン・ウィルソンって見かけたことがなかった役者だけれど、芝居がかった芝居をしないのが、なんか面白かった。


劇中に出てきたコール・ポーターが弾き語ってた曲。

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