ホビット 思いがけない冒険 The Hobbit: An Unexpected Journey
2012/169 min/2.35/Dolby Digital
安定感のある仕上がりで、楽しめた。
ま、でもその辺はピーター・ジャクソンだから、
クリーチャーの造形とか、マニアックな"ニオイ"は随所に。
"ゴラム"の芝居は今回もキレまくってて、すっげーよかった。
"ゴラム物語"っていうヤツが居るだけのことはあるw
『ロード・オブ・ザ・リング』3部作からのブランクも短いのもあってか、
『ロード・オブ・ザ・リング』の新作って感覚で楽しめた。
違和感を感じるほどの変化が無かったのが好かったのか悪かったのか。
新しい何かを期待して観ると、
原作と違う部分が気になり始めて違和感を覚えるかもしれない。
でも、下手打ってる感じは全然しなかった。
むしろ映画的な改編としては上手いこといってると思う。
リリース当初から3部作って判ってることもあるけれど、
もっとつまんじゃってもいいシーンがある気がする。
残したことによって良かった面もあって、
特に感じたのが、ビルボの心情風景を物語る表情の芝居のシーン。
これがきちんと要所で入るから、観てて妙な違和感を感じなくなってた。
『ロード~』の時は上手に画かれていなかった部分。
あと、あのあからさまに「続きます」ってオチは、
興ざめするから止した方がいいんじゃないかなぁ。
"製"作側の指示なのかな。わかんないけれど。
で、まあ3部作だから、見せ場としては、これからでしょ。多分。
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