フライト Flight
2012/138 min/2.35/SRD
おもってたより面白かった。
思ったよりの部分は、ジョン・グリシャム的な展開にならなかった点。
てっきり怠い展開の映画になるんだろうと思っていたんだけれど違った。
というより、思いっきりヒューマンドラマ。
ゼメキスとデンゼル・ワシントンの2人に驚かされた作品だった。
オスカー2回のデンゼル・ワシントンは伊達じゃないね。
彼の存在感もそうだけれど、芝居のキレいい。
些末なシーンでも流さないところとか。
あと何より大好きなのは、目の芝居。
グッとくる目の芝居するのよね。
今回も酒瓶相手にする芝居とか好かった。
さすがゼメキスと思ったのはジョン·グッドマンの使い方。
計算ずくでアレやってのけるのは凄いわ。
話の展開的に重くしないとおもしろさが出ないんだけれど、
行き過ぎたってところでジョン·グッドマンが、あのキャラで元に戻す。
元に戻すのも、逆転ホームラン的な、ひっくり返し方。
アリかよ、あんな卑怯技w
おかげでメロドラマっぽい展開に陥るのを防いでる上に、
ラストのオチのシーンまで絶妙な重たさを維持できてる。
ロバート・ゼメキスって、
実写作品の監督って2000年『What lies Beneath』以来だって。
意外だった。
もはや「なつかしい!」とかいっちゃう昔だわさ。
あのミシェル・ファイファーはエロかった♪
そうじゃなくて。
そんなに実写手がけてなかったんだって事実に驚いた。
CGアニメでも、2009年の『クリスマス・キャロル』は面白かったんで記憶にある。
あの演出は好かった。
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