永遠の0
2013/144min,/2.35/DolbyDigital
面白かった!
実によく調べてあって、思想心情的にもフェアに描かれていたし、
なにより本の出来が良い。
こういう作品が、今頃になってでないと出てこないのが、日本人として哀しい。
よく錬られた上に、きちんと作り込まれていて好かった。
あの二一型はレプリカだろうか。
搭乗員の表情とか、巴戦やってるところの芝居とか、所作動作などの演出が秀逸。
訓練された兵隊を描くなら、ああでないとという見本みたいだった。
あの辺が雑でイライラする映画が多いからね。
飛行機好きなんだけれど、観てて大満足。
東宝にアミューズと、金持ってる製作の作品は、なんつーか馬力が違うわw
だけど最後のサザンは余計。余韻に水をさす。要らないなあ、あれは。
夏八木さんの姿も、これで見納めかと思うと余計に涙を誘う。
『図書館戦争』の時も思ったけれど、岡田准一って好い芝居するんだね。
好きな役者になりました。V6知らないけれどw
吹石一恵かわいかったわー。
田中泯という方をよく存じ上げなくて『たそがれ清兵衛』で見かけたのが初だと思うんだけれど、
この人の得体の知れない凄味ってのは何なんだろうか。
大御所クラスのベテラン役者みたいだ。
今年最後がこの作品でよかったと思う。
No comments:
Post a Comment