20080915

cinema

イントゥ・ザ・ワイルド INTO THE WILD
2007アメリカ/148min/C.S./SRD

「野垂れ死んでりゃ世話ねーわ」ってのが鑑賞後の素直な感想。

ロードムービは苦手。青春映画は大嫌い。
でも『ショーン・ペン』『アラスカの大自然』『アカデミー助演男優ノミネート』
って単語に惹かれて観てみた。
やっぱ駄目。大嫌い。主人公にはこれっぽっちも共感できない。
「おめえその歳で、その程度の事認識できねーのかよ」とか、
「洞察が甘ぇーよ」「想像力が足りてねーよ」「思索の過程が浅ぇーよ」とか。
観てる最中に主人公に腹を立てながら、
チラチラ顔を出してくる自分の中の傲慢さにも腹たててみたり。
だから嫌。青春映画って。

あ、増水した川に帰路を絶たれるシーンだけは共感できたかな。
同じ経験をした事あるから。俺は2日待って帰れたけれど。

大自然のパノラマを一緒に旅する気分になれるのは楽しかったよ。
映画はとても好い出来だと思う。画作りが上手いねショーン・ペン。
主演のスピードレーサー君(笑)は、いい役者になるかも。

とりあえず主人公、おまえ自然を舐め過ぎ。
さいとうたかを の『サバイバル』を勧めたい。

2 comments:

Anonymous said...

これ、観てないけど丁度昨日
カミさんと話してたんだよね。

俺は詳しく知らないけど
エリートかなんか将来性のある人やったんでしょ?

でも死んじゃ意味ないよね。

レンタル出たら観てみようw

visnu said...

アラスカの大自然はスクリーンで観た方が爽快感があるかもw
でもお話的にはレンタルでいいかも。
うーん。どうなんだろ。