20120311

HUGO

ヒューゴの不思議な発明 HUGO
2011WD/126 min./2.35/SRD

面白かった。
こんな風に撮れるんだスコセッシって。
正直、驚いた。巨匠は伊達じゃねーw
2D字幕で鑑賞。
原作未読。

映画副題にも原作タイトルにも"発明"と入っているけれど、
ヒューゴ君は何も発明してません。

ジョルジュ・メリエスや映画の黎明期について、
ちょこっと知識があるだけで、倍は楽しめるので動画貼っとく。
映画の勉強をしようと思ったら必ず冒頭に出てくる歴史。
大抵は一度くらいは観た事あると思う。
当時の映像を再現したりするシーンなんか凄く楽しめるし、
それがクライマックスへ盛り上げていく流れの、
きっかけになるシーンで出てくるから、
知らないと物足りなく感じるかもしれない。
もちろん知らなくても楽しめるようには出来ているけれど。

CGと実写のマッチングが凄くて驚いた。
ここまで来ると逆に芝居やら物語に集中できて好い。

主演の子役に見覚えがなかったんだけれど、
ベニチオ・デル・トロ主演の『ウルフマン』やら、
『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』で観てたらしい。
全然ピンと来なかった。
エイサ・バターフィールド。覚えとこ。

『Kick-Ass』のクロエちゃんが大きくなってた。
どうやら二次性徴の壁も無事乗り越えたみたいな容姿。
コンスタントに仕事入ってるみたいだから、変にスレる事も無いでしょ。
芝居の方は"子役"として観て貰えるのは今作までだろうか。
ここから"→女優"となる過程で、どう成るか期待。

ジュード・ロウやベン・キングズレー、
他にも脇を固める役者陣が豪華で楽しめた。
クリストファー・リーは90歳近いのに現役だもんなぁ。
さすがドラキュラ伯爵w

デップがカメオという話はガセだったらしい。
完全に欺された。


1902年の映画『月世界旅行』。ジョルジュ・メリエスの代表作。
音やナレーションが付いているけれど、当然当時はサイレント。


Les illusions fantaisistes (1910)


Lumiere Films, 1895 -1897

No comments: