戦火の馬 War Horse
2012WD/146 min./2.35/SRD
つまんなかないけれど、作品規模程の名作じゃないかな。
ただ、がっぷり四つの大作感は、流石の貫禄。
馬視点でのストーリー展開は面白かった。
おとぎ話の様な原作なので、その様に演出したんだろうけれど、
なんかそれが上手くいってない感じだった。
流石、第二次大戦に関する映画を何本も撮ってるから、
戦闘シーン、戦場シーン共の描写は抜群の安定感とリアルさ。
それに比して第一次大戦当時の空気感や雰囲気を出すのに、
西部劇のテイストを持ち込むってのは、どうだろうか。
なんかちょいちょい泣かしにかかって来てたけれど、
この浮き上がっちゃってる違和感に邪魔される感じ。
ラストシーンなんて「マカロニウエスタンかい!」って感じよ。
CG使って馬の表情に芝居つけてやがんのが、
なんかしゃらくさく感じたんだよね。
賛否分かれるだろうね。
そんな事、今迄出来なかった訳だし。
で、多分この話はイーストウッドに監督やらせたら、
とても上手に仕上げたんじゃないだろうかという感想。
エミリー・ワトソン以外知ってる役者が出てない。
おっさん偶にこういう事するよね。
役者より芝居が前面に出てくるから好き。
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