わが母の記
2012松竹/118min./1.85/SRD
おもしろかった。
"The 松竹映画"って感じの映画。
宮崎あおいが前に出過ぎなのは、そういう本だからだろうね。
「わかったから」って、ちょっとだけ思った。
変に泣かせにかかってこないのはいいけど、
ぼけっと見てると多分、泣く前に終わると思う。
役所広司はいつも通り。何をやっても役所広司。そこが魅力。
三國さんの死ぬ間際のシーンに軽く引いた。
違和感ないどころか、笑えないリアリティに溢れてんだもん。
ありゃ卑怯だわw
樹木希林は左目失明なさっているそうで、ロンパリになってた。
その焦点の合わない、どこか常に虚空を見つめているような視線が、
芝居に芝居以上のリアリティと妙な凄味を持たせていて圧倒的だった。
たぶん、余人には真似できない名人芸なんだろうと思う。
なにせ樹木希林のお婆ちゃんは年季入ってるからw
「じゅ~~~りぃ~~~!」
って言って欲しいものw
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