25年目の弦楽四重奏 A Late Quartet
2012/105 min./2.35/SRD
そこそこ。
長年にわたって築かれてきた人間関係が、
ひとつの出来事をきっかけに音を立てて崩れていく。
ミニシアター好きと自称する人たち(笑)が好きそうな、
よくありがちな展開の作品。
クリストファー・ウォーケンの眼力とか面構えにあてられたのか、
このテーマにしてはシリアスに描き過ぎ。
こういうストーリーの場合、渦中にいる人が真剣であるほど、
端から見ている観衆の目には滑稽に映るように描かないと。
全然人生のリアリティみたいなものが希薄になって描かれてた。
Why so serious?
なんつって。
反比例的に出演陣の芝居は安定していて好かった。
若手の娘は『Vフォー・ヴェンデッタ』に出てたそうだけれど記憶にない。
自分とこの小屋でかけてたくせに。
No comments:
Post a Comment