20130907

Man of Steel

マン・オブ・スチールMan of Steel
2013/143 min./2.35/SRD

面白かった。

ザック・スナイダーらしい"マッチョマッチョ"した感じは軽め。
中身薄いけれどアクションが特盛りな感じの方に、らしさが存分に発揮されてた。

『スーパーマン』映画と考えると、
例の"無かったことにされてる"『リターンズ』の出来の方が、
従来通りのスーパーマンっぽいし、出来がよかったと思う。
それにしては評価低いし、興行的には失敗したけれど。

ただ、あの作品を踏まえた上で、
「昔と同じ事やるんならDVDでも観とけば?」ってんだろうね、きっと。
今という視点が決してぶれないように解釈した上で、スナイダーの好みに仕上げてる。
そこが、面白かった。
今回もなんか評価低いけれど、興収的にはどうだったんだろ。

この作品以降、もしかしたらアクション・シーンの撮影のトレンドが変わるかもね。
ドラゴンボールみたいな動きのアクションが増えるかも。
新しい流行みたいなもんを投げかけたかもしれないね。

さて、今回はドラゴンボール世代にはグッとくる、
ドラゴンボールっぽい動きをするアクションシーンがよかった。
速過ぎるスピード感と、パワー感が、画面から振動して伝わってくるような感じ。

「ドラゴンボールじゃん」って感想しか抱かない人が多いだろうけれど、
製作過程を想像すると、結構苦労したんじゃないかなと思う。

そして、ようやくハリウッドが「ワイヤー・アクション」を卒業できるかも。
人が斜め後方に真っ直ぐ飛んでく、あのアングルのカットとか、
いい加減飽きてるし、元から格好いいとも思ってないんだよなー。
こっちはジョン・ウーより前から、香港映画で散々観ちゃってるから。

どうでもいいはなし。
記憶に残ってる一番最初の映画が、
父親に連れられていった『スーパーマン』なので、
スーパーマンのシリーズは結構親近感を感じる作品。

『スーパーマンリターンズ』(2006)

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