ブルージャスミン Blue Jasmine
2013/98 min/2.35/Dolby Digital
うーん、特に面白くもないけれど、なんだろう。
いつまでも飲み込めない牛すじみたいな感じ。
ケイト・ブランシェットがオスカー獲った作品。
凄い芝居をしているんだろうけれど、
もうちょっと軽い感じの女優の方がよかったんじゃないかと。
オーバースペックというか、あれだと正直ひく。
この設定だったら思いっきり悲壮感を漂わしてくるのが定石なんだろうけれど、
その代わりにメンタルが「いっちゃってる」感じを全開にしていた。
でもなんか、そこをコメディ・タッチではなく、
シリアスに芝居されると、苦笑い浮かべながらひくしかないような気が。
「気の毒な人」は、何をしても最終的に「気の毒な人」なんだから、
もうちょっと抜いた、嘘くさい感じの方がよかったんじゃなかろうか。
『欲望という名の電車』を現代版にした感じ。
多分批評家やらの評判と受賞の多さは、その辺が理由かも。
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